東京イクメン日記

第一子誕生のタイミングで半年間の育休を取って



予防接種を拒否すべきだと叫んでいる人のほとんどは構ってほしいだけ

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今日はちょっと辛口です。



人気エントリーでこんな記事を見かけました。

igcn.hateblo.jp

N氏というかたが予防接種を我が子に受けさせないという"信念"をフェイスブックで投稿し、多くの方がシェアしたり肯定的なコメントをしていることに対して、あるブロガーさん(id:iGCNさん)が絶望的な気持ちになった、とのこと。

個人の自由はどこまで尊重されるか

現時点で自分の中にある情報を前提にすると、大枠はiGCNさんの意見に賛成。公衆衛生の観点から、予防接種を拒否しても感染しないのは周りが接種しているからという点。

だとすると、正直予防接種を子供に受けさせない人は極めて少数だと思われるので、個人が勝手に拒否するのは特段悪影響を及ぼさない気もする。ただし、今回のようにSNS上で発信することによって多くの人を巻き込んでいくのは少々いただけない。

正しい情報を拡散するのは正義だと言うが

こう言うと、「正しい情報を皆に拡散することの何が悪いのか。むしろこういう情報が世の中に広まっていかないと何も変わらないじゃないか!」とおっしゃる人も多いが、だったらなぜもっと客観的な1次データを証拠として、きちんと分析したうえで提示しないのか。

この「予防接種は個人の自由」論争っていうのは、いろいろなところで繰り広げられていて、今回が初めて見るわけではないけれど、個人的にいつも思うのは、「個人の自由を声高らかに主張する人の方が、圧倒的に説得力がない」ということ。客観性に欠けることも多く、ひどいと自分の周りの誰々さんが予防接種を打ってこんな重症に・・とか。本当に笑ってしまうのは(失礼)、「自分の信頼できる人が○○と言っていた~」みたいなことを証拠として自説を展開する人もいる。

本気で自分が正しいし、これを世に広めるべきだと思うなら、なぜもっと説得力のある言い方にしないのか。


結局変えたいなんて思っちゃいない

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何かを変えるっていうことはとても大変だし苦痛が伴うことです。特に世の中の常識だと思われていることをひっくり返すのは大変なことです。それを本気で成し遂げようと思っている人は素直に尊敬します。

ただ一方で、一見、世の中を変えたり何かへの警鐘を鳴らしているように見えるが、本気でそんなこと思っていない人もいます。予防接種の拒否についても、SNS上でシェアされて、「自分の意見を押し通してすごい!」「尊敬します!」と構ってほしいだけにしか見えない。結局すごいと言ってほしいだけ。また、残念なことにそういった「世の中変えたいんです」という薄っぺらい言葉に同調してしまう人も多いことも事実。こういう人が盛り上がることによって、不幸な二次災害が発生したりしないことを祈るばかりです。