東京イクメン日記

第一子誕生のタイミングで半年間の育休を取って



育休を取得する理由についてあれこれ聞かれるのがめんどくさかった思い出

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第一子誕生にあわせて育休を取ることを決めた時に、働いている会社や一緒に働いている上司にその旨相談したときのこと。多少想像していたとはいえ、いろんな人にとにかく「なんで育休取るの?」って聞かれる聞かれる。気になる気持ちはわかるけど、人によってはその理由如何では育児休業取得をとることで不利益を被るよ、的なことを言ってきた人もいます。

まぁほぼ全てニコニコしながら無視しましたけど。


「何かあったの?」
「無休になってもいいの?」
「体調悪いとか?」
「家庭に何か事情が?」
「取れって奥さんに言われたの?」
「大丈夫?」 (なにが?

もうね、意味不明ですよ(笑)

そもそも育休取得者はごくわずか

厚生労働省の調査によると、男性の育休取得率は2%程度らしいです。しかも、このほとんどが数日の取得ということなので、半年くらいとる人なんて0.数%だと思われます。

14年度の育休取得率、男女とも上昇 厚労省 :日本経済新聞

I-3-8図 男性の育児休業取得率の推移 | 内閣府男女共同参画局

そりゃ絡みたくなる(笑)

フツウの人からしたら、自分の常識観では理解できない人物が目の前に突然現れたわけですから。

レアなポケモンだ!と思って思わずモンスターボール投げたくなっちゃう気持ち、わかりますよ。

もはや脊髄反射の領域だと思います。




正直、今後の出世に対して短期的には遅れたりするデメリットもあるかもしれないと言われることはそもそも想定していたんですが、こんなに多くの人がそんなことを気にするのか、というのは正直驚きました。そんな短期的な昇給や出世と、自分の娘、妻とのかけがえのない半年と天秤にかけたらどっちが大切かなんて言わずもがな。いや、本当にこの点について冷静に考えたことありますか?とむしろ私の方から逆に聞いてみたかった。そんな燃料投下は趣味じゃないのでしませんでしたけど。


昇給・出世に影響がある?

そんなの残り30年以上あるビジネスパーソンとしてのキャリアの中で誤差ですよ、誤差

そりゃ起業してて自分が働かないと家族が食べるものも買えない、ってんなら話は別ですけど、普通のサラリーマンは育休取ってもクビになるわけではないし、育児休業給付金ももらえるし、数ヶ月の間給料が2/3になるってことも、事前に想定しておけばなんとでもなりますよね。

むしろ個人的には女性の社会進出がこんだけ叫ばれている時代。「育児休業取った」っていう経験が今後のキャリアにいい影響を及ぼすことの方が、影響度合いとしては大きい気がします。まず育児がどんなに大変かということを身を以て経験することができるっていうのは大きいですよ。そして、副次的に発生することとして、半年でも育児休業取ったということに対しする女性からの「すごいですね!」という声。株価急上昇です。


それと、もう一ついいこととしては、キャリアの振り返りができたということ。これも普通にサラリーマンしてたらなかなか難しいと思っています。やっぱり働いていると過去のことよりも、将来のことに目が行くわけですよ。今後どんなことをしたいとか。でも、それには絶対過去の振り返りが必要なはず。だってみんな就職活動の時にしてたじゃないですか。「自己分析」とかいって昔の出来事をほじくりかえして、あのときにこんなことを考えてこうやって行動した、これを活かして今後こんなことをしたい!とか声高らかに宣言したわけですよ。同じように、キャリアを歩んでいる途中に、今後のことを考えるのであれば、過去の振り返りは必要なはず。でも、それって仕事しながらするのってとっても難しいですよね。

家族との時間を持ちながら、自分の中でのこれまでのキャリアと、今後の仕事のありかたをゆっくり(と言っても実は子育てしてると、あまりゆっくりばかりしてられなかったりするのですが・・)考えられるというのは本当に幸せなことだと思います。10年とかたった後にどう思っているかは不明ですが、おそらく「あのとき育休取ってよかった!」と思っているに違いないと思います。この仕事とは違う充実感を感じないのは、それはそれでもったいないと思いますよ。



ということで、もしも会社に育児休業の制度がある人は、
大いに活用することをオススメします。



少なくともワタクシ個人においては、

今まで生きてきた人生において、

この一年が最も幸せな一年

ということは確かなので。